綾瀬はるか祭り 今から見る人のためのオススメ作品

YouTube綾瀬はるかさんの映画とかCMの記者発表のを見ていたら、関連動画に色々出てくるのであれこれ見ているうちにドラマとか映画を見て見たくなり、1本見たら次も見たくなって「綾瀬はるか祭り」開催。

おっぱいバレー

おっぱいバレー

おっぱいバレー

まず最初に見たのが「おっぱいバレー」タイトルだけは知っていて、なんじゃそりゃ?と思っていたのだけど、まあちゃんとした映画だった、当たり前だけど。映画館に行って見たいか、と聞かれればNo。

ハッピーフライト

ハッピーフライト スタンダードクラス・エディション [DVD]

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気を取り直して次に見たのが「ハッピーフライト綾瀬はるかが出てるのをみるなら明るいものが見たいと思って選んだのがこれ。明るくてたまにそそっかしい危なっかしい役を、この頃の綾瀬はるかがやると無敵。だけど、この映画自体はそんな綾瀬はるかを楽しむというよりも、劇団員の集団芸みたいなノリの芝居の方が印象的。NHKの朝ドラ見てると必ずと言っていいほど出てくる、あの団体芝居。すごい嫌いなんですよ、アレ。というわけで祭りは早くも終わりかけます。

ひみつのアッコちゃん

映画 ひみつのアッコちゃん(本編1枚+特典DISC1枚) [DVD]

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終わりかけていた祭りを盛り返してくれたのがこの作品。小学生の女の子が大学生に変身して毎日バイトとして化粧品会社に行くわけですが、見た目大人で中身が子供ってフィクションだから見てられるものですね。嫌だもんそんなの。で、色々危なっかしいわけですが、それを綾瀬はるかがやるとさらに危なっかしさが増すわけです。ハラハラです。これも映画館でやってるテレビの特番って感じですが、楽しかったです。

ICHI

ICHI [Blu-ray]

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座頭市です。綾瀬はるかで?え?というくらいに見る前から何で?としか思えない作品。座頭市といえば勝新、それを北野武がリメイクしたのもあって、まず何故これを作ったのだろうと思ってしまう。北野版が2003年、このICHIが2008年、北野版より前だったらまだわかるけど。でも、僕は結構面白い作品だと思って見てました。フィクションだからこそできる設定だし、笑わない綾瀬はるかというのはすごい勿体無い気がするけど、超難しそうな役で、また違う魅力が見えます。これもしかしたら「ホタルノヒカリ」をやってた頃に撮ってたのかな、と思って見るとまた違った感情になりますね。この作品の見所は、大沢たかおさんによる1人コント「刀が抜けない」です。

ホタルノヒカリ

ホタルノヒカリ DVD-BOX

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コレですよ。綾瀬はるか見るならコレ、という作品。知ってはいたけど見てみたらこんなに好きになるとは思わなかった、というくらいに気に入った。「ホタルノヒカリ」は「1」「2」と映画版もあるのですが、1週間で全部見て、今2周目に入ってます。それぐらい好き。初単独主演作ということですが、これやるまえに既にセカチューとかHERO特別版とか、かなり出てるんですよね。マンガは一切読まないので原作がどうとかは知りませんが、綾瀬はるかの雨宮蛍は最高です。これ、他のキャストもすごくいいです。明るいけど実は壮絶な過去が……みたいなよくある暗い設定もないし、見ていてすごくハッピーになれます。

ホタルノヒカリ2 DVD-BOX

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「2」になると大人っぽくなってすごい綺麗になっちゃってるので、干物女の時とのギャップがさらに開いていてウケます。「2」の6話に出てくる、蛍が部長の寝込みを襲いに行くというシーンがあるのですが、この時の一連の動きがホント最高「ざまー味噌汁、突撃隣の晩御飯だ!」映画は「1」「2」と見て僕のようにすごく気に入った人なら楽しいと思います。これ映画になきゃダメだったの?特番でよかったんじゃないの?とは思いましたが、楽しめます。完全にファン向けです。

今日は会社休みます

きょうは会社休みます。 Blu-ray BOX

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ホタルノヒカリの後は何を見ても物足りなく感じてしまうのですが、違う面白さを感じられるのがこれです。第1話の印象は、キャラクターがみんなウザい。綾瀬はるか演じる地味で固い感じのOLは、仕事以外では関わりたくない感じだし、玉木宏は超カッコいいけどいちいち鬱陶しいし、KAT-TUNの引退しちゃった子の役も、あとなんか新入社員の男もこれがオフィスに毎日いるのかと思うと超ウザいです。あの上司も陰湿そうでヤだな。それと両親。こういう家ありそうだけど、テレビで見るのも「うわーやめてくれー」って感じに暗い。それら全てを浄化してくれるのが福士蒼汰さんと、犬のマモル。それと料理屋のマスターもいいな。この3キャラがいなかったらもう見れてない。

でも、独特のテンポがある作品で、それでいて変なこだわりのある監督が作りましたみたいな、ウザ暗い雰囲気もないので穏やかに見ていけます。ネタバレは先に読んでしまいましたが、最後まで見ようと思います。これ見てると、高畑淳子さんがドラマに出ないのってつまんないな、と思えてきますね。

精霊の守り人

一番最近見たのがこれ。基本的に日本のドラマや映画は暗いのが多いのでパス。なので、綾瀬はるか祭りと言っても「海街ダイアリー」とか「世界の中心で愛を叫ぶ」とかヒット作がいっぱいあるんですけど、そういうわけでスルーしてます。あ、「MR.BRAIN」は1話の途中まで見ましたが、主役がクドくて見てられませんでした。爆笑の田中さんの演技は好きだな。

で、これですが暗そうなのでスルーのつもりでしたが、現在放送されている「2」を見たら祭り的には結構良さそうな気がしてます。これまでに見たことのない綾瀬はるかなんです。すごくカッコいいです。精悍でいつもより背が高く見える。肝心の作品の方は、色んな芸能人がコスプレしてマジでなんかやってる、何してんの?みたいな残念な感想しかないのですが、ストーリーが気になってきたので最初の「1」から見直して見ようと思ってます。

番外編

検索して色々漁っていると「ビューティーコロシアム」というのが出てきます。ダイエットとかして変わってコンプレックスを克服するみたいな番組だった気がする。普段は一般の人が出ているが、これにデビュー後すぐくらいの綾瀬はるかが出てました。期限までに目標の体重に届かなかったら芸能界辞めますとまで言ってて、最初惜しくも届かないんだけど。祭り開催者としてはなかなか辛い映像です。これ見てるとタイムマシンに乗っていって、この子は後7〜8年後にはドラマとか映画の主演バンバン出て、CMも契約もたくさん取って、大河ドラマの主演もやって紅白の司会もやるようになります、って言ってもいったいどのくらいの人が信じるかやってみたくなります。そのくらいまだまだ磨かれてない原石の頃です。女優じゃなくてアイドル志望となってるし。

たぶん大手事務所とはいえ、この頃と今とじゃ周りについてる人も扱いも全然違うだろうし、売れっ子になるまでに割と時間をかけてるので、どこでどんな風に変わっていったのか軌跡を知りたくなってきます。と、同時にこの子が今こんな風になったんだったら、誰がどんな風になるかはわからないわけで芸能マネージャーでそういう未来が見えてる人って、すごい面白いんじゃないかなと思えてきました。今wikiを見たら、当時のスカウトキャラバンでは大賞じゃなくて、審査員特別賞なんですね。しかもこの年のその賞は2人。失礼だけど、そんなに事務所が力を入れてたタレントでもなかったのかも。

そんな人がこんなすごいことになった、という発見がこの「綾瀬はるか祭り」のいちばんの面白さでした。色んな役をやれる人なんだろうけど、この人がこういう役をやったら無敵、っていう明るい役をもっと見たい。