iTunesからiPhone/iPadを復元しただけで、通信制限にかかった

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新しく買ったiPadをiTunesにつなげて、バックアップから復元した。その次の日にauのデータデジラアプリで今月の残りデータ量を確認したら、前日の1日だけで7GBもデータ通信量使ってた。

気をつけて!アプリ本体はバックアップされてないよ

どういうことなんだろう?バックアップをリストアした時に、一緒にOSを最新のものにアップデートしたが、OSはそこまでの容量はなかった。MacのOSでも4GBくらいだし。もしかして、と思って別の端末を復元するときに、ネット接続を切ってやってみた。データはすべてMacにあるわけだから、通信する必要はないはず。

そうしたらわかった。どうやらアプリ本体はiTunesからiPadへリストアしてるのではなく、App Storeからすべてダウンロードしている様子。iTunesからリストアされてるのは、どのアプリがインストールされてたかと、そのアプリ内のデータだけ。だから1日で7GB以上使ってた。テザリングやWiMAXなどのプランによっては通信制限に引っかかる。

アプリはApp Storeから消えたら使えなくなる

それと、バックアップからリストアする時に、各アプリをストアからダウンロードするということは、そのときにApp Storeにないものは、たとえバックアップしてあっても新しく買った端末では使えなくなる。古いアプリは使えなくなるってこと。Photoshop touchとか英語学習系のアプリがこれで結構使えなくなってしまった。有料のアプリを買うのを考えるようになってくる。

以前はiPhoneやiPadをパソコンにバックアップしたら、そのバックアップデータの中にアプリのデータ本体も入っていた。だから、古いアプリでもずっと使い続けることができた。わざと古いバージョンのアプリを残しておいて、バージョンアップで改悪があったらアップデートしないでおけば、新しいiPhoneに機種変しても、古いバージョンのアプリを使い続けることができた。

バックアップの容量が少なくなったと同時に、音楽や動画をストリーミングで見るように、アプリに関してもユーザーが実物を持たないという時代になったってことなんだろう。