【フジロック2018】SKRILLEX with YOSHIKI

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まさかのYOSHIKI登場で、え?どういうことって感じだったのですが、YouTubeで見たらスーパーかっこよかった。前日にYOSHIKIのインスタにリハーサル風景が公開されてたけど、夏に外に行くのも嫌だし、人混みはもってのほか、山なんて冗談じゃないと思ってる僕には、フジロックなんて思いつきもしなかったのでした。

Endless Rainと共に大雨を降らす男、それがYOSHIKI

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YOSHIKIがこういうステージにゲスト出演する時、ピアノでForever Loveを弾きながら登場するのが最近の定番。今回はEndless Rainだった。登場がまた素晴らしい。ステージの照明が落ちて、クリスタルピアノだけが浮かび上がる。で、指パッチンみたいな音が鳴り始め(この表現しか思いつかなくてすみません)それに続いてEndless Rainのイントロがピアノで始まる。いつもとキーが違う?お客さんの撮った動画を見ると「オーマイガー!ヨシキー」という声も聞こえる。そして、YOSHIKIは雨が似合う。

そこにSkrillexスクリレックス)がギターで登場。このギターの音色がまたよかった。せっかくならそのままギターソロを弾くのを聞きたかったけど、盛り上げるのは後にとっておいたんだと思う。Endless Rainはそのまま静かに終わり、ステージの照明がゆっくりとつき、Skrillexが「シュービーなんとかなんとかライナウ」と言ってて、ステージ向かって左側を見ると、ツーバスのドラムがあるじゃん!

EDM+YOSHIKIのドラム=会場大爆発


SKRILLEX BRINGS OUT YOSHIKI AT FUJIROCK FESTIVAL 2018 HD

そして次の曲のイントロが始まって、YOSHIKIはピアノからドラムへ移動。このSilent Jealousyが始まる前のような高揚感。EDMってどういう音楽?って聞かれたらこういうのだよ、っていうど真ん中な曲がスタート。そこにYOSHIKIの高速のドラムが加わって会場大盛りあがり。すごい楽しそう。 YOSHIKIのドラムとEDMやエレクトロな曲って合うだろうなと思ったことがあったけど、こうやってステージで見るとすごい迫力。曲の途中、エックスの曲より速いんじゃないのっていうような部分があって、そこに合わせるYOSHIKIが最高。

ライブの時に、ドラムの音にエフェクトをかけるみたいなことってできないんだろうか?演奏してるのは生のドラムだけど、マイクから拾った音にエフェクトをかけてズンズンいわすみたいなのができたら、それをYOSHIKIのドラムでやったらスゴそう。

Bangarang EP [Explicit]

Bangarang EP [Explicit]

このコラボに見るYOSHIKIの柔軟さ

小学生の時からXもYOSHIKIも好きだけど、特にここ数年のYOSHIKIを見てて思うのが、活動の柔軟なこと。音楽生も、使っている楽器も、演奏スタイルやステージパフォーマンスも、唯一無二なオリジナリティの塊なYOSHIKI。普通、これだけ個性が強くてキャリアも長いアーティストだと、自分のスタイルだけをやろうとする人が多いもの。YOSHIKIはレコーディングの話を聞いても、こだわりや追求の仕方が半端じゃない。だから、そんな人がこれだけ色々な人とコラボレーションしたり、全部自分がコントロールするのではないところへ飛び込んでいける柔軟性もあることに、驚きと東京ドーム1,000,000個分くらいのとてつもない器の大きさを感じる。

YOSHIKI CLASSICAL

YOSHIKI CLASSICAL