Galaxys9の本を読んでたら、画面写真の中のグーグルニュースに「J来期外国人枠撤廃へ 神戸「枠」オーバーで検討」というニュースがあった。ヴィッセル神戸がイニエスタを獲得するにあたって、外国人選手2人を放出して、枠を空けたということで、外国人枠撤廃が検討されているということらしい。
この議論が今になって起こるのは遅すぎる。枠の拡大は賛成だけど、いきなり撤廃は大丈夫なのかという慎重論もある。なぜかというと、外国人選手が増えると日本人選手のプレー機会が減るから。でもこれって、逆に見たら、日本人選手の枠の確保、日本人選手優遇ルールだ。Jリーグは日本のリーグだし、日本人選手のプレー機会を作ることで、日本のサッカーのレベル向上、日本代表の強化のために必要というのだろうけど、そんなのどうでもいい。
見る価値のない日本人のサッカー
ワールドカップが終わった今、日本人のサッカーなんて見てられない。優勝したフランスはもちろん、他の国のチームのサッカーのほうが日本とは比べ物にならないのは、よくわかったはず。日本人の殆どはワールドカップやオリンピックになるときだけ、急に愛国心が生まれる変な国なので、殆どの日本人にはわからないか。日本は前代未聞のありえないレベルのラッキーに恵まれたのに、今までと同じ成績だった。ベルギー戦では勝てたはずだったとぬかしている日本人が大勢いいたけど、ベルギーは余裕でなめていたから終了間際までなかなか勝ち越せなかっただけで、日本が通用していたわけではなかった。プロが子供と試合したら、いつでも点取れるから最初からムキにならないでしょう。そういうこと。
その日本代表よりレベルが下のJリーグなんてワールドカップ後にはとてもじゃないけど見れたもんじゃない。別に日本人のサッカーなんてどうでもいい。日本人選手のプレーの機会の確保なんていらない。日本代表だって日本民族、純日本人にこだわっていたら勝てないのは明らか。ラグビーの代表チームを見ればわかる。それでもまだ世界トップレベルには遠い。サッカーの日本代表チームは、そういう意味ではまだスタートラインにすら立っていない。
稼ぐことを最優先すべき
Jリーグはビジネスなんだから、日本人を育てるよりも金を取れる選手を集めてくるほうが先。そうやって金を稼ぐるリーグになれば、スポンサーも集まるし、いろんな選手が世界中から来るし、放映権も海外に売れる。今のように日本人を守るためのルールが有ると、お金がいくらあってもいい選手は３人までしか試合に出せないから、オーナーになりたいという富豪がいても、Jリーグではやる気にならない。１億使ってくれるお客さんがいるのに、100万円までしか売りませんなんていう店だったら最初から来ない。
南米のようにセンスのある若い選手がどんどん出てくる国や、アフリカのような驚異的な身体能力を持った選手がいる国だったら、自国の選手を優遇するルールは意味があるし、のちに金になる。Jリーグが始まった当初だったらわかるけど、もうはっきり結果が出てる今、そんなことを続けていても意味がない。プロなら稼げる選手を優遇すればいい。東京の飲食店が、東京で採れた食材しか使っちゃいけないなんてやっていたら、商売にならない。
ついでに、日本人は映画と音楽もやめたほうがいい。
