そろそろ夏の甲子園も終わりですが、最初の頃にチームの女性の部長がバッターボックスに入ったら注意された、というニュースがありました。以前にもマネージャーがグランドに入ってなんか言われたというのがあった気がします。まあ、じじいが仕切っている世界ではこういうつまんないことが起こります。
それに関してどうのこうの、と書きたいのではないです。これを見てちょっと思ってしまったことがありました。
チームに女性が1人だから目立つのであって、選手より多かったらどうなんだろう?ていうかそうなったら超面白くないだろうか?
選手1人につき女子マネージャーが2人つく。さらにそのマネージャーのアシスタントがそれぞれ1人ずつつく。
選手1人が動くときは5人で動く。ぞろぞろ移動。もはやドラクエのパーティー以上になる。
当然、選手は試合に出られる人数が9人と決まってるし、ベンチ入りできる人数も決まってるはず。
おそらくマネージャーも人数が決まってるでしょう。でも、試合の時にベンチに入れるマネージャーは1人でも、普段活動している時はいっぱいいてもいいじゃん。
甲子園の公式練習で、グラウンドには補欠の選手も出られるならマネージャーも出てもいいはず。
そうすると、練習中のグラウンドはすごいことになるはず。
通常
マネージャー増殖状態
選手1人につきマネージャー+アシスタントで4人いる。レギュラー9人x4人で、最低でも36人は女子がいる。ベンチ入りする選手、控えにピッチャーにも4人ずつついているので、50人は超える。もう乃木坂46より人数いる。
誰かがバッターボックスに入っても誰が注意されたのかわからなくできる。みんなでバッターボックスに入ればいい。ていうかみんなじゃ入りきれない。わちゃわちゃ状態。
当然ベンチには全員入りきれないので、かってにベンチとパラソルみたいなのを立てて、自分たちのシマを作る。縄張り争いで女の戦いが始まる。3年の子はここが最後なので譲らない。下級生も最後だからなんでも言ってしまう。
そこで実はピッチャーと、キャッチャーについているマネージャーのアシスタントの女子ができていたことが発覚してしまう。
監督はおおらかなので「お、本当の女房役ってか?ガハハ」と笑っている。
すると、ピッチャーのマネージャーは怒り大爆発で、ホームベースを引っこ抜いて下級生にぶん投げる。下級生の女の子もファーストベースを引っこ抜いて応酬する。
監督は「これが本当の盗塁か?ガハハ」と爆笑中。
こうなると運営のジジイなんかじゃ止めようがない。
「誰だマネージャーの責任者は!」と言われると、乃木坂46を超える人数の女子たちが一斉にベンチを指差す。
ベンチを見るとそこにあるのはドラムセット。
「どういうことだ?」
「もしドラ、知りません?」
「………?」
「もしも高校野球のマネージャーがドラムセットだったら、です」
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