なぜか、この時期にiPad Pro 12.9インチを購入

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新型の発表を見ずに購入した理由

9月12日、Appleの新製品の発表がありました。個人的にはジョブズがいなくなったあとに、こんなに楽しみにして待った発表はなかったかも。実際には、噂されていたもの全ては発表されずに、iPhoneApple Watchだけでした。

いちばんの期待はiPad Proの新型でした。12.9インチを買うと決めていたので、新型がどうなるかを見てから現行のものとどっちを買うか決めるつもりでした。おそらく発表は1ヶ月後でしょう。ですが、昨日現行モデルを買いました。もうちょっと待てばいいじゃん、って感じですが、もう待ちきれなかったのと新型は見送ろうと思えてきたからです。

もし新型を買わなかったことで後悔するとしたら何だろう?と考えたのですが、12.9インチが欲しい僕の場合は、ディスプレイが有機ELになることです。それ以外は特に、どうしても今年のモデルを買わないとダメ、というものはなかったです。ディスプレイが有機ELになるのはまだ多分先。値段がものすごく高くなるようなので、今年のモデルにはないと思います。でも、量販店でTVを見比べていると、画面が大きいものほど液晶と有機ELの差が歴然で、全然違います。将来的に12.9インチの大型のiPadが残るなら、絶対に有機ELディスプレイに進化すると思います。その時がiPad Proのいちばんの進化になる気がします。

2018年iPad Proの変更点(噂)

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今年のiPad Proは大きく変わりそうですが、よく考えてみると12.9インチ狙いの人には、そこまでキラーな変更点はないように思えてきました。例えば

  • ベゼルが狭くなってサイズダウン   見た目はスッキリするけど、12.9インチの場合は画面サイズは変わらない。

  • Face IDの搭載   ここがいちばん気になっているところなのですが、本体を立て向きにしないといけないようなので、12.9インチユーザーにとっては面倒。iOS12でiPhoneも横向きでFace IDが使えるようになるみたいな話も見ましたが、今の所ベータ版にもないようなので、やはり立て向き限定になるんじゃないですかね。もし、横向きでもできるようになるなら、早めにベータ版で使えるようにしてテストが必要なはず。

  • イヤホンジャックの廃止   不便なだけ。

  • ライトニングからUSB-Cに変更   不便なだけ(その2)これは猛烈不便。ライトニング接続のアクセサリを使っている人は、全部買い替え。サードパーティー製のものは変換アダプタがないと使えなくなる。音楽や写真やっている人はかなり困る。ライトニングよりも大きいUSB-Cにするっていうのは意味がわからない。

  • CPUがパワーアップ   まあ、これは新型が出れば当然のことなのですが、毎年カメラとCPUは全モデルと比べて何%アップと言ってますが、実際にはそんなに変わらないです。すぐ慣れちゃうし。それに今回はiOS12が新機能よりも、古い端末も快適に使えるように調整される、というところが大きなポイントなので、どうでもいいのかなと。

だいたいこんなところ。今回はフルモデルチェンジで、上に挙げたものが全部乗るとしたら大変化な年です。ここまでいろいろ変わると、問題もいろいろあるのがいつものことです。いつも手を出すのは2世代目以降と決めているので、今回も様子見の年ですね。本命は来年出るモデルです。来年はiPadのOSが進化すると思います。今回のiOS12では目立った進化はありませんでしたが、今のiOS11が出た時は、それまでと変わってiPhoneiPadが別々の方向に進化し始めた、という年でした。で、今年はちょっとお休みで、来年ガラッと変わるというのが大方の予想。その来年出るiPad Proこそ買わないといけないモデルなはず。

時期iPad Proにより、首90度族発生か?

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12.9インチは紙のサイズでいうとA4くらい。ベゼルを含めるとiPad Proの方が大きくなるか。A4の紙だったら縦に持つことが多いけど、このサイズの画面は横に使うことが多い。ブラウザ使うのも、文章を書くのも、動画を見るのも、GarageBandiMovieを使うときも横向き。なので、席を外して戻ってきたら、12.9インチのデカイ本体を持ち上げて縦向きにするよりも、首を90度横に傾けたくなる。ガラケー時代の富士通のヨコモーション状態。Fな人続出。

用途とモデル選び

それはさておき、12.9インチを実際に自分のものにしてみて、この大きさが自分の使い方にはぴったりだったのがよくわかった。iPad Proを使う用途としては、

・手書きノート

・ブログの更新やデフォルトのメモアプリでの文章書き

GarageBandで音楽作成やポッドキャスト編集

Safariブラウジング

・動画を見る

・dマガジン&Kindle

・楽譜を見る   

こういう用途で使うのがメイン。どれもある程度大きい画面の方が快適。今回は店頭で買ったのだけど、今まで使っていた10.5インチのiPad Proと比べていたら、よくこんな小さい画面で今までやってたな、と思うくらいに小さく感じた。持ち歩くなら断然10.5インチだけど、ちょっと自分の用途には画面が小さすぎた。プラスサイズのiPhoneと同じで、人が使っているのを見ると「デカ!」と思うけど、自分のものになってみると画面の中に目がいっているので、デカイと感じることはなかった。   

片手キーボードProで12.9インチiPad Proの唯一の欠点がなくなった

12.9インチを買おうとしたのは初めてではなくて、前回10.5インチを買ったときもギリギリまで迷った。そのとき12.9インチをやめたのは、フリック入力ができないことでした。12.9インチはキーボードの分割ができないし、フリック入力のためのテンキーが出ない。当然、設定の中にも「フリックのみ」という項目はない。でも「片手キーボードPro」というアプリがあるのを知って、12.9インチを使うことにした。純正のキーボードでフリックするのとは少し違うけど、キーボードのサイズと位置も調整できるし、何よりフリック入力ができるようになったのが感動的。縦向きにした時のqwertyも意外と入力しやすいし、長文を書くのでなければストレスはない。もうこれで12.9インチに欠点はなくなったね。

誤解していたAirPods

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今回は、12.9インチiPad Proの他に、Apple PencilとAirPodsも一緒に買った。iPhoneにイヤホンジャックがなくなって、やはりかなり不便になっているので、試してみることにした。結果、大正解でした。beats Xを使っているので、それと同じでペアリングがカンタン。というかこっちが本家か。iPhoneでペアリングしたら、同じApple IDで使っているiPadMacにもペアリングされている。iCloudでこの情報も同期されているので、猛烈便利。 そして、誤解していたのはバッテリーのことで、連続再生時間が5時間とあったので、8時間のbeats Xと比べると「話にならん」と思ってたのですが、ケースのバッテリーが満タンになってれば、使ってない時にケースに入れておくことで24時間くらい使える。耳にAirPodsをつけとけば、iPhoneからiPadに切り替えたときに、AirPodsも切り替えてくれるので、音声はどちらからでも耳に届く。いやー、ほんとよく出来てる。こんな素晴らしいものだとは。これで今日から僕も耳からうどん。ここ(アンカーへのリンク)だけは何とかしてほしいけど。次のモデルではQiでの充電対応にケースが変わるらしいけど、これにケーブル繋いだ方が速いので興味なしです。

今度こそMac代わりになるか

12.9インチを選んだのにはもうひとつ理由がある。今使ってるMacMacBook Airの11インチ。サイズとポートの数には満足していて手放せないけど、画面がよくない、Retinaじゃないので疲れる。このMacを使うようになってから、目がすごく疲れるようになった気がする。なので、MacBook Proに買い換えるつもりでいるんだけど、まず12.9インチのiPad Proを使ってみて、Macが必要なのはどの程度あるのかを検証してみたい。ということで先にiPad Proを買った。iOSに出来て、Macに出来ないことの方が多い気がするので。