ポッドキャストってどうやってやるの? TOMITO TIMES Podcastのやり方解説します

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ブログを書くのはすごい久しぶり。ブログ書くのが面倒になってきたので、それだったら喋ればいいということで、ポッドキャスト を始めました。そのポッドキャストも250回を超え、現在は新しいアカウントを作って、シーズン2としてやっています。今回は、今どうやってポッドキャスト をやっているのか、というのを書きます。興味があってやってみたいという人も、今すでにやっている人でも他の番組の作り方は結構面白いのではないかと思って、書いてみます。

 中身のこと

TOMITO TIMES Podcastは、始めたときから大体こんな感じの番組にしたい、というのがありました。こういうふうにしたい、というのと同時に、こういうのはやりたくないというのもハッキリしてました。ザッと挙げると

しゃべりのスタイル

ステージの上からオーディエンスに話しかけるという感じではなく、どっかでしゃべているのがたまたま聞こえてきた、みたいな感じで

挨拶は最初だけ

そんな感じの喋りのスタイルにしたかったので、最初に「こんにちはトミトです」と言ったら、それで挨拶的なのはおしまい。ほとんどのポッドキャストは、最後に締めの挨拶をしてるけど、ブチッと切るような終わり方がいいなと思ったので、そういうのはナシにしてます。だから、急にドラムソロが来て終わり、という終わり方をしてました。今はナレーションとエンディングテーマという形になってますが、大体同じです。

時間

始めた頃は100本に早く到達する、という目標を立てていたので、とにかく毎日更新するために、時間は10〜15分にしていました。ひとりで喋るということに慣れていなかったのもあって、まあそのくらいなら何とかなるかな、という感じでした。ところが、いつ頃からかどんどん時間が伸びていき、30分超えるのは当たり前で、今では45〜60分の間くらいになりました。毎日更新していたおかげで、喋ることにも慣れて、さらには何もネタがなくても収録し始めれば30分くらいは喋っているようになりました。本題に入る前に30ぷんくらい喋っています。

ジングル的なものに関して

あまりラジオ番組を意識したものにしないようにしようと思っていましたが、それでもこのポッドキャスト といえば、じゃないですけど、何か毎回鳴らす短い音を作ることは最初から考えていました。短いメロディー的なものをさくっと作れればいいですが、そういうのが作れる気がしなかったので、iPadで適当に叩いたドラムを編集して、ドラムソロで始まり、ドラムソロで終わる、という他に誰もやってなさそうなスタイルができました。

シーズン1の途中まではこの形でしたが、途中からオープニングは「ピッピッピ、グイーン」という宇宙船の部屋のドアが開くような音に変えました。これは、昔好きだった「ナイトワープ」というラジオ番組の中で使われていたものをエディットして使っています。エンディングは、先ほどもチラッと書きましたが、毎回違う自作の曲をエンディングテーマとして1曲選んで流しています。

BGM

1人で喋るということで、最初から考えていたのは、トークの後ろにBGMを入れるということでした。自分で喋って自分で編集する、というのはすごく嫌だなと思っていたので、どうしたらいいかと考えて思いついたのが、BGMを入れて、無音部分を切らない、それと、声を変えるということの2つ。編集はMacGarageBandでやるので、その中に入っているループを適当に使ってずーっと流しておくというのが最初の頃で、そのうちそれを使って自分で曲らしきものを作るようになり、今ではループを使わずに曲を作って遊んでいます。そうやってできた曲をBGMにしていましたが、これを書いている時点では、BGMはカフェとかレストランとかのザワザワした音を使っています。この辺はコロコロ変わってます。曲をBGMにしている時は、そっちがメインでトークがバックグラウンドになってもいい、というような音量にしていることもありました。

機材や環境について

他のポッドキャストをやってる人の録音環境や編集の話を聞くと、すごく気を使っていろいろやっている人もいますが、TOMITO TIMES Podcastの場合は、超シンプルです。最初はiPhoneだけで録音してたくらいです。

マイクはSHURE MV5

最初の100回くらいまでは、再生回数もずーっとゼロだったし、そんなんでいい機材や環境を揃えてもアホみたいじゃん、と思ってたので、最初はiPhoneの本体のマイクとか、イヤホンマイクで録音してました。でも、マイクはやっぱり大事かな、ということで色々探した結果SHURE MV5にしました。決めてはデザインです。買うなら他にも使えるマイクの方が面白いかな、と思ってzoomのh1nとかh2とかも候補だったのですが、SDカードに録音とか、本体に電池が必要とかっていうところでやめました。で、おなじSHUREのMV88というライトニングに直接差せるマイクを前に持っていたことがあったので、それをまた買おうかとも思ったのですが、iPhoneのケースを外さないといかないし、ということで却下。MV5は音質はまあ最低限、というくらいで特別クリアというものではないのですが、ライトニングケーブルとMacに繋げるUSBケーブルがついてること、電源はバスパワー、それとSHUREiPhoneアプリが良かったのもあって、決まりました。スタンドもついてるし、ポップガードみたいなのが中に入っているし、これ1台でOKなので、使いやすいです。もちろんオーディオインターフェースも必要ないです。それをiPhoneにつないで収録してます。

編集はMacGarageBand

iPhoneにマイクを繋げて収録したら、そのファイルをAirDropMacに送り、ガレージバンドで編集します。編集といっても、大してやることはありません。ガレージバンド内にあらかじめポッドキャスト用のファイルを作ってあるので、それに入れていくだけです。あらかじめ作ってあるファイルと言うのは、オープニングのピッピッという音が入っているトラック、空のボーカルトラックがあるだけです。空のボーカルトラックは、vocal transformer という声を変える機能があるので、それで声を変えた状態にして、トラックは何もリージョン が入っていない空の状態になっています。なので、そのトラックに自分が喋った音声ファイルを入れると、自動的に声が変わった状態になります。

あとは、バックグラウンドに音楽かカフェとかバーとかの音を入れるかして、最後にナレーションと、最近はエンディング曲を入れてるので、それを入れて完成。というのが基本的な流れです。ノイズ除去とかはまったくしていません。そのためにバックグラウンドに曲かザワザワした音を入れています。喋っていて間ができてもカットしていません。

プラットフォームはAnchor.fm

anchorというサービスがあるから、今ポッドキャストをやっています。 Anchorは、ファイルを置くことができて、配信できて、AppleSpotifyGoogleなどの他のプラットフォームにも自動的に登録してくれます。無料です。本当にありがたいです。今、TOMITO TIMES Podcastはシーズン2としてやっていますが、シーズン1のときは、なぜか他のプラットフォームに登録されませんでした。原因は結局わかりませんでしたが、新しいアカウントを作ってシーズン2として始めたら解決しました。なので、シーズン2もまずは100本にするべく、どんどん配信しています。

一番大事にしてるのは適当にやること

コンセプトみたいなことはあまり考えていません。先にも書きましたが、BGMを入れるとか、挨拶は最初だけとか、終わりは急にブツッと終わるとか、なんだったらトークより音楽の方が目立ってもいいとか、あと、テンションをむりに上げてやらないとか、そういうことは決めてましたが、大きなコンセプトみたいなものはありません。やっていくうちにどんどん変化すればいいと思ってるからです。聞き流し系なので、適当にやること、真面目にならないこと、の方を大事にしています。続けるのが一番大事、真面目になったら終わり、みたいな感じです。

TOMITO TIMES PODCAST 2 • A podcast on Anchor