グーグルアドセンスの審査に落ちて、グーグルが求めているものがわかった

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2年目で、170記事あっても審査に落ちた理由とは

ブログやるならちゃんとやるか、ということではてなプロにしてドメインを取り、Googleアドセンスに申し込んだ。 毎日とか毎週の更新してきたわけじゃないけど、開設は2年前で、記事数は170記事。アドセンスに通った人たちの話を読むと、規約に引っかかるような内容じゃなく、普通にブログ書いてれば審査に通るよ、というのが多かったので余裕でしょうと思っていたら「落ちました」というメールが来た。

理由は「不十分なコンテンツ」

テキストをしっかり、たっぷり使え 画像や動画、Flashムービーとかだけのページはダメ

ということだった。

重要なのはテキストの量

アドセンスに通った人の中には、ブログ始めてすぐで5記事だけの人もいる。では、何故このブログは170記事もあったのに「不十分なコンテンツ」とされたのか。

それは、グーグルからのメールの通り、動画だけのページや写真プラス2〜3行というページが多かったから。実はこのブログを始めた時に、どういうスタイルのブログにするかというのを決めていた。それは、テキストを多用せず、メインの画像1つと少ない文字数でものを紹介するというスタイルだった。

今もそうだけど、ブログの多くはSEO対策の似たような釣りっぽいタイトルで始まり、目次があり、見出しがあり、タイトルが「〜するための方法」とあるのに肝心の答えにはなかなかたどり着かず、だらだらと中身のない文章が続き、結局何も得るものがないものが多い。そういうブログばかりなのは、アドセンスのためと滞在時間を稼ぐためだったんだ、というのがよくわかった。

Googleが求めているのは、ユニクロのCMじゃなくてジャパネットたかた

このブログを作った時に、そういうブログとは違うスタイルにしたかったので、白背景の画像1枚と余計なものを削ぎ落とした文章で書いていた。しかし、アドセンス的にはそれじゃ広告を載せる価値はないということらしい。

短く、言葉も少なく、印象的にパッと見せてすぐに終わる、ユニクロやAppleのようなCMよりも、大きく甲高い声で、喋り方も使う言葉も大げさにする、ジャパネットたかたのCMのようなものをアドセンスは評価するようです。

日本の個人YouTubeもそうだけど、センスのない人たちが人の目を引こうとする時にする行動は、スーパーの広告的な方法になる。オシャレやセンスとは真逆の文字の使い方に、子供の目興味を引くための下品な振る舞い。スーパーの広告や陳列、YouTube、ショッピングモールのアパレル店員によるタイムセールの呼び込みまで、みんなこういう発想からきてる。自分で考えて他の方法でやろうという人が少なく、周り見て真似してそれが普通となってしまうので、どこを見ても同じになってる。

審査に落ちて、さあどうしようか

今のところ考えているのは

  • 審査に通るようなブログにするために、書き直したり消したりして整理する

  • アドセンスもはてなプロもやめて、今まで通りにする

  • アドセンスとはてなプロを一旦やめて、ブログのスタイルを新しくして別の方法で広告を取る

自分の考えがあってやったことでも評価されないというのは、社会ではよくあること。自分の考えよりも現実が正しいということにして、まずはテキストの少ない記事を探して見直した。

ガレージバンドで曲を作るのが面白かった時に、出来上がったオリジナル曲をYouTubeに公開していた。その時の動画をブログ記事にしていたので、まずそれをすべて削除した。次に、ペン字の練習をずっとしてきていて、その関連の記事と筆記用具の紹介の記事も、テキスト数が少ないのでまとめて削除。

さらに、家電やアプリの紹介記事も画像1枚に削ぎ落とした文章というスタイルだったので、これは消すものと書き換えるものに分けることにした。整理したところ170記事→84記事になってしまった。とりあえずこれでもう一度審査に出してみようと思う。

広告のためには自由な表現ができなくなるということが身をもって分かった。