去年の秋からApple Watchを使い始めて、8ヶ月が経ちました。使い始める前に気になっていたこと、懸念していたことは色々あったのですが、使い始めてそのほとんどは無くなりました。もうそれがなんだったのかも覚えてないくらい。でも、一つだけまだ残っていのが、夏はどうするよ？っていうことです。手首にぴったりとくっつけていることが必要なApple Watchは、暑くなってくると鬱陶しくてすぐに外したくなる。そうなるのはまだ先のことと思っていたのですが、5月の時点でもう着けてるの無理かも、となっています。次のモデルも買うつもりでいましたが、ここでやめてiPhoneからギャラクシーノートにしようかと思うくらいです。でも現実的に考えて、MacもiPad Proも使っていてAppleを15年以上使っていると、完全移行はなかなかのハードル。どうやって夏を乗り切ろうか、どのバンドがマシなのか試してみました。
スポーツバンドは問題外、スポーツループもダメだった
今持っているバンドは8種類。スポーツバンドが3本、スポーツループも3本、ミラネーゼループが1本、Casetifyのレザー風バンドが1本です。まずレザーは問題外、そしてスポーツバンドも暑苦しい。汗かいても水でバシャバシャっと洗えてすぐに乾くし、サラッとした素材はすごくいいんだけど、ピタッとくっつくし穴で留めるので、かなり鬱陶しい感じになる。NIKEのモデルには穴が空いてるけど全然同じ。
じゃあスポーツループはどうか。ラバー製のスポーツバンドに比べたら通気性も良さそうだし、Appleとしても夏はこれを使ってくださいよって感じかなと思ってたので、夏用にホワイト系のバンドを3種類買っとこうかなという気でいたのですが、全然、これも暑い。出勤して早々に外したし、家でも着けてられなくて外したし、当然こんなん着けて寝られない。あせもできるわって感じ。スポーツループがこんなにダメだとは。これで夏の間どうしよう、ていうかApple Watchもう無理？となったわけです。でも残りのもう1本が実はかなりマシでした。
夏はミラネーゼループがまだマシかも
冬の間ミラネーゼループはあまり使っていませんでした。着ける時にちょっと冷たいのと、スポーツループの方が暖かいとまではいかないけど、冬には着けやすかった。あと、色を服装に合わせてコロコロ変えたかったので、こっちの方が出番が多かったですね。そんな感じでかなり久しぶりに着けたミラネーゼループだったのですが、これが他と比べて抜群にラク。Apple Watchって本体の裏が手首にぴったりくっついているから、バンドよりもそっちの不快感があるからバンド変えてもそんなに変わらないかな、と思ってたのですが、ミラネーゼループに変えたらだいぶラクになりました。着ける時のひんやりしたつけ心地、それとこれよく見ると透けてるんですね。向こう側が見える。それとここが一番大きなポイントなのですが、マグネットがベルトの先の1カ所だけで無段階で調節できるので、ちょっと緩めにできるし圧迫感がないんです。
心配なのは水ですね。ステンレススチールなのでそこまで水に弱いということはないと思いますが、こまめに濡らした布でサッと拭くくらいでいいのかなという感じです。あまり細かいことは気にしないのですが、一応アップルのサイトを見てみたら
耐水仕様になっていないバンドもあります。たとえば、ステンレススチール製やレザー製のバンドは耐水性ではないため、液体に浸さないようにしてください。
とあったので、水につけた状態にならなければいいと思います。つい先日もミラネーズループをつけた状態で雨に濡れて帰ってきましたが、特に問題なしでした。Apple Watchはこれで何かをするというだけではなくて、これをつけているということが大事なので、着けてられないならもう意味がないです。Apple Watchが手放せない方で、まだミラネーゼループ未体験だったらぜひお試しください。あとは夏向けのバンドが出るのを期待します。
