想像よりはるかに素晴らしかったApple Watch Series4

仕事で使っていた腕時計が時々遅れていたから、という理由からApple Watch購入しました。お店で試しているのと違って、自分のものになると、自分のiPhoneとペアリングして自分の用途に合わせていくので、かなりApple Watchの印象が変わってきます。他のものにも言えますが、自分のものになってからどうなるか、というのは買ってみないとわからないものです。

時計としての信頼度が抜群

というわけで、使ってみて気がついたことなどを書いていこうと思うのですが、まずは時計として素晴らしいというのが最初でした。時刻に関してはiPhoneと同期されているようなので、正確です。普通の腕時計と違って、遅れない、いつ止まるかわからない、というところを気にしなくていいので時計としての信頼度が全然違います。電池が切れたら時計屋に行って電池交換してもらわないといけないのと違って、自分で受電する習慣さえできてしまえばいいので、とてもラクです。毎日充電しないといけない腕時計なんて……と買う前は思っていましたが、すっかり変わりました。

視認性が抜群に良い

普通の時計では、暗いところでは見えないものがほとんどです。ボタンを押せばライトがつくものもありますが、Apple Watchの場合はディスプレイなので、夜でも見えます。画面が素晴らしく綺麗なので、いろいろな情報が表示されていてもクッキリ見えています。

ペアリングが超ラク

Apple Watchを使うには、iPhoneを持っていないといけないのですが、iPhoneがあればペアリングは何をやったっけ?というくらいにあっという間でした。iPhone側にWatchアプリを入れておくくらいです。iPhoneに入っているアプリで、Apple Watchでも使えるものは自動でインストールされるし、使い始めにやることは殆どなかったです。

普通の腕時計とつける腕が反対になった

普段、腕時計をつけるときは右腕につけます。右利きなのですが、手首を曲げたときに竜頭が手の甲に当たるのが痛くて。Apple Watchの場合は、デジタルクラウンが薄く小さいので、手首を曲げても手の甲に当たらない。なので、左腕につけてデジタルクラウンが右側にくるようにつけています。これならスピーカーも上を向くし、普通につけれてよかったです。

Apple Payがさらに快適になった

1年前、 iPhone8 Plusに変えてからApple Payを使い始めて、基本キャッシュレス生活になりました。現金しか使えないところは行かない、というくらい。でもチョット面倒なのが、このデカイ iPhoneを店に着いたらバッグから出さないといけないところ。最近はチャリ移動が多いので、バッグもバックパックのような背負えるタイプのものを使う事が多い。そうすると、 iPhoneを取り出すためには、その都度バッグを下ろして開けることになります。Apple Watchがあると、それをしなくてよくなるので、Apple Payを使うのがさらに快適になりました。Suicaをつかうときなんかはもっとです。電車降りて改札までにiPhone出さなくていいですからね。

さらば、歩きスマホ

歩きスマホ、ダサいですよね。と思いつつ僕もやってしまいます。では歩きながら何をやってるかというと、メモを見たり、時刻を見たり、マップを見たり、少ないけど検索したり、そのくらいでしょうか。ほんのちょっとしたことです。ゲームはやらないので、本当にチョットしたことだけ。Apple Watchを身につけてからは、このほんのチョットしたことは、Apple Watchだけで済むようになりました。時刻を見るのはもちろん、メモはWatch notesといういいアプリがあるし、マップも見れるし、検索はできないけどまあ後でいい。天気を見たり、音楽とかのボリュームも変えられるし、歩きながらiPhoneを取り出すことは今のところゼロになっています。

マップはまあまあ

自転車に乗ることがあるのですが、そのときにナビでマップを見るために、ハンドルのところに iPhone用のマウンターを付けていました。それが壊れてしまったので、もう一度買おうと思っていましたが、Apple Watchがあればいいじゃん、ということで44mmの画面に期待して買いました。 プラスサイズのiPhoneと比べたらだいぶ違いますが、今どこにいるかを見るには十分でした。これで iPhoneを出さなくて済みます。

経路を検索するのはiPhone。これから行くところ、今いるところだけを見るのはApple Watch。周りとチョット先が見えればいいので、上手く使い分けができています。

アラームやタイマーがスマート

チョットした時にタイマーやアラームをかけることがあると思います。そのタイマーが人前で鳴るとき、音や振動が周りの人にもハッキリ聞こえるくらいじゃないと気づかない。ですが、Apple Watchの場合は、 iPhoneほどの音量がなくても自分だけにハッキリ通知がわかるので、音を出していても大丈夫です。バイブレーションも机に振動を伝えない。

気の利いたセキュリティ

iPhoneにはFace IDやTouch IDがありますが、あっあはどうなんだろう?と思っていました。まあ、身につけているから別にいいのですが、さすがApple。手首から外すとロックがかかるようになっていました。ロックがかかったらパスコードを入れます。手首につけてる間は不要。すごく快適。

バッテリーはどうか?

連続駆動時間18時間、とスペックには出ていますが、これはどういうことなんだろう?実際に使ったところでは、朝9:00に75%で家を出て、夜20:00で48%だった。使い方は、何度も時計を見て、メモアプリのWatch Noteを見たり、フェイスの編集をしたり、Apple Payを使い、マップを見たり、といった感じ。普通の1日は全然余裕。

僕の場合、仕事がある日の1日は、出勤してから帰宅までが10時間くらい。フル充電の状態から2日目の帰宅までで、残り30%台でした。帰りに30km走って帰る、とかしたらバッテリーの減り方はまた違うだと思いますが、僕の場合は2日はもつようです。

SiriはiPhoneより使ってます

持ち上げて喋るのは一度も成功してないですが、 iPhoneよりもSiriは使っています。仕事のときの休憩時間を計るのに、休憩になったら55分とか25分とか話しかけてタイマーをセットしています。他にもマップを起動とか、傘が必要かとか、 iPhoneよりも出番が多く、自然に使いやすい感じがしています。

純正アダプタじゃないと充電できない?

ひとつだけ困ったというか、想定外だったのが充電方法。普段、充電するもののほとんどは、Ankerの にそれぞれの充電ケーブルを差しています。Apple Watchの充電ケーブルもこれに繋げて充電していましたが、全然充電されず。それどころかバッテリーが減っていました。おかしいな?と思って調べてみたら、純正のアダプタでないと充電できない仕様になっているらしい。ということで、使わないだろうと思ってしまっていた純正のアダプタを、Apple Watchの箱から出してきて充電しました。これでも2時間でフル充電できるので、全く問題なしです。

GPSモデルを使っていてよかったこと

iPhoneを持っていないことはまずないので、セルラーではなくGPSモデルにしました。使っていて、セルラーモデルだったらこういうときに便利なんだろうな、と思うシーンはたまにありますが、個人的にはやはり必要なさそうです。それより、GPSモデルを使っていてよかったと思ったことがありました。Apple WatchiPhoneと離れて接続が切れたときに、Apple Watchの画面にはiPhoneに「/」が重なったような表示が出ます。これがiPhoneを持ち忘れたときにも役立ちます。通知があるわけではないのですが、家を出た後にApple Watchを見てこのマークが出ていたら「あっ!iPhone忘れた」と気付くわけです。本来の用途ではないですが、かなりありがたい機能です。

追加のバンドが欲しい

今回は発売して少し後ののタイミングで買ったのですが、とにかく在庫が全然なかった。発表のときには全く興味がなかったので、買うことになると思ってなかったので、当然予約も何もせず。で、スペースグレーのスポーツループのだけど、とりあえずまあそれでいいか、と購入。シルバーのケースの方が選べるバンドが多そうでいいなと思っていたけど、アルミのスペースグレーもいい。安っぽく見えたらやだなと思っていたスポーツループもそんなことはなかった。レザーバンドを一緒に買おうと考えてたけど、雨で濡れたときのことを考えると、また、これから寒くなることを考えても、このスポーツループは結構重宝しそう。でも、天気や季節や服装によってバンドは付け替えるつもり。まずはブラックかグレーのスポーツバンドとレザーバンドが候補。スポーツバンドはナイキの穴開きタイプもいい。

何かするより、つけておけばいいもの

新しいデバイスを手に入れると、それで何かをしたくなってしまいますが、Apple Watchは何かをするよりも、ただつけていればいい、という感じです。つけていれば勝手に良きタイミングで色々してくれてるもの、のようです。

なにより、持っていることがなんだか嬉しい。こんなデバイスは久々かも。