iPadOS15になって、画面を分割して複数のアプリを同時に使うマルチタスクがさらに使えるようになりました。
どうやってこれを発動するかが、以前のバージョンよりもわかりやすく多彩に。
しかも外付けキーボードを使っていると、ショートカットで発動させることができるので、とても便利です。
でも気になっていたことがあって、それは機能を発動するとき。
基本的には今使っているアプリをどうしたいか、という設計になっています。
発動方法の違い
どういうことかというと、画面の上にある「・・・」タップすると左から「全画面表示」「左右に2分割」「細長くしてフローティング表示」を選ぶように出てきます。これは、今のアプリをその3種類の中のどれにするか、ということです。
でもiPadを使っていると、今使っているアプリをどうしたいかじゃなくて、新しく別のアプリを分割表示で左に持ってきたい、というときもあるんですね。そういうとき、さっきの3種類の選択肢だと分割はいいけど、フローティングにしたい場合はできないわけです。
それをドックにあるAppライブラリが解決してくれるのです。
要らないと思ってたAppライブラリが大活躍
ドックを出してAppライブラリをタップ。そこから使いたいアプリを探してドラッグしてきて、フローティング状態にすることができます。2分割表示もできます。これができるようになったのが超便利。
ホーム画面を出さなくてもいいし、キーボードショートカットを覚えるよりも楽です。
実際の動きは次の動画を見てください。
【iPad OS】Multitasking is comfortable with App Library https://youtu.be/6ViAcwGP76s
iPhoneとiPadで存在が違うAppライブラリ
Appライブラリは最初にiPhoneに採用されました。自動的にフォルダに分割されていて、そのアプリってこのフォルダなの、っていう不満があったりとか、フォルダの並びも自動的に変わってどこに何があるか探しにくいし、Appライブラリは迷惑なものでした。
なので、iPadにもAppライブラリが来たとき、要らないよなーと思ってたのですが、iPad上では全く別物となりました。Appライブラリ要らない子とか言っててごめんよ。でも、せめてフォルダを自分で編集できたらな。